昨日私の好きなもので家族について書きましたが、ちょっとやってて面白かったので、他の物に対してもやってみようと思いました。
私の好きな食べ物、カレーうどんについて書きます。私は小学生の時、近所のそば屋でなぜか知らないけどカレーうどんを頼んだ。すっごくおいしかったのを覚えている、出前を取るときもカレーうどんを選び、その店に一人でカレーうどんを食べに行くようにもなった。今まで一人で外に出て食べるなどしたことなかった小学生がカレーうどん食べたさに出かけるんだから相当なものだと思う。私は、一人で食べに行った時の思い出として、なんか独り立ちできたと感じるようになり、すごく嬉しい気持ちを感じたのを覚えています。ほしいもののために行動するのはカレーうどんから始まったかもしれません。
そのあと、その場所から引っ越して、そのそば屋のカレーうどんが食べられなくなってからは、自分で研究してカレーうどんを作るようになりました。そして、そのそば屋に匹敵するもしくはそれを超えるくらいのカレーうどんを作る方法を探し出したのです。それくらい好きでした。物事に情熱を注いだことがそんなにあったであろうか。私が料理好きになる原点といえるかもしれません。最初カレーうどんを好きになったのは家族で食べたときでしたが、思い出として残るのは一人で食べに行った時の、特別感、これが忘れられない。普通に焼いて食べるよりもカレーうどんで煮込む豚肉のほうがおいしく感じたあの豚肉の味。あっつあつのカレーうどんで、水を飲みながらそれでも食べたさあまりに一生懸命食べる姿、飛び散るカレーで汚れた服。どうでもいいことがすごく愛おしくなってくるのです。
私の人生、何が私を行動に移すかと言ったら私の好きなもの、好きな思い出、それに基づいていると思いました。私は、フリースクールを妻と作りたいということは以前話しましたが、留学中にとてもいい経験があったため、それを再現したいという思いがすっごく強い、みんなおんなじ一辺倒の受験のための勉強ではなく、本当に人を自由にする学問を学ぶ場、しかも、社会に受け入れられなかった人が大きく変貌するという姿を何度も見てきたので本当に再現したいともいました。好きなものが私を突き動かす。思い出は過去のことではあるが、補正も加わってとても輝いて見える。でもそれにも理由があると思う。思い出がなかったら苦しいときに乗り越えることができない、真冬の中に春の花をくれるのが思い出。「切なくても思い出はいつも優しい」という歌のフレーズも思い出しました。これも以前紹介したガーデンズのBye Bye Blueという曲ですね。2度も出すということは私もこの曲好きなんだなと思いました。
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